🌞5月の中間・実力考査に向けて~其の三~
「社会」のテスト勉強について
其の二「理科」でも触れましたが、教科書内容を覚えるときに、まずはチェックペンを使った学習を実践してみましょう。ノートまとめをする人も多いですが、「テストの前日にノートまとめをしている」「レインボーカラーのノートが出来上がる」など、テスト勉強に不向きな場面もよく見かけます。失敗しない勉強法として、まずはチェックペンを使って教科書を暗記していきましょう。
社会のテスト勉強の仕方
☆テスト1か月前
教科書を音読し、教科書内容をできるだけ把握します。3回~10回を目安に、内容が頭に入るまで音読しましょう。そのとき、イラストや図表も見ておくこと。
音読を10回する場合、1日に10回読むよりも、2回ずつ5日に分けて読む方が頭に入りやすいです。(音読期間が長いほど頭に残りやすくなります。)
内容が理解できたページから順にチェックペンで重要事項や大事だと思う部分にラインを引いていきます。ラインは引きすぎると、答えを推測できなくなるので、「1文丸ごと線引き」などはやめましょう。
テスト3週間前までに、チェックペンでラインを引き、穴埋め問題が完成すると、とても順調に勉強が進んでいます。
☆テスト3週間前
チェックシート(赤や緑の下じき)をかぶせて穴埋め問題にしましょう。チェックペンでラインを引いた部分が「黒塗り」になるので、その部分に入る語句を思い出しながら、答えをノートに書いていきます。思い出せなかった語句や覚えられていなかった語句は、その場で3回書きを行い、すぐに再INPUTすることが大切です。このとき、5回も10回も書く必要はありません。
テスト2週間前までに6割~7割が暗記出来たら、とても順調に勉強が進んでいます。
☆テスト2週間前
チェックシートで6割~7割暗記出来た範囲から順にどんどんワークを解いていきます。調べながら解く必要はありません。書けなかったところや、間違ったところは、オレンジペンで正しい答えを書いていきます。(オレンジペンで書いた字は赤シートで消えるからです。)
テスト1週間前までには、すべて解き終え、答え合わせまで終えないと、勉強が間に合っていません。
☆テスト1週間前
「ワークの解き直し」「教科書の暗記」をチェックシートを使って何度も繰り返し行います。
ワーク解き直し1回 = ほぼ効果なし
ワーク解き直し2回 = まだまだ効果は期待できない
ワーク解き直し3回 = 学習の成果が出始めます。
ワーク解き直し4回 = すらすら解ける感覚が味わえます。
ワークの解き直しや、チャックペンの穴埋め問題は、繰り返すほどに、スピードと正解率が上がるように頑張りましょう。
どの科目でも勉強の仕方は大きくは変わりません。同じことを副教科や理科でも実践してみましょう。
また、5教科、9教科のテスト勉強を同時進行で進めていくことになりますので、遅くとも1か月前からはテスト勉強(まずは音読)を開始するようにしましょう。
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